【物語】

「現代とファンタジー、二つの世界から人間を知る」

 現実社会を生きている中で、ふと社会ありきの自己から完全に独立した自己に回帰する感覚を覚えることがあります。この物語では、それら二つの自己を現代とファンタジーにそれぞれ置き、人間の精神や感情を紐解いていきます。

 なぜ、私は社会を生きているのか。なぜ、もう一つの世界を願ってしまうのか。現代だけではなく、ファンタジーを加えることでより人間の深みに迫れるのではないかと思います。現代ではあり得ない力学で動く世界によって、まだ社会に染まり切っていない高校生たちは人間としての底知れぬ孤独を知ります。

 人間は自分自身に唯一無二の価値を望みながらも、絶対的な死と孤独に明けない夜を感じて苦悩するでしょう。この狭間を決して相容れない、でもどこかで支え合って一つになる二つの世界から描き出します。

 まだまだ執筆途中ですが、お楽しみに。

 

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